今回は、安産や病気平癒に効果がある《護符》について書いております
この記事を読むと、護符のことが分かると同時に、安産や病気でお悩みの方に役立つことが分かります。
護符は、御符とも書き、お経文を書いて安産を願う方や病気にお悩みの方に服用してもらうものです。
服用するヒトを護ってくれることから《護符》あるいは秘妙符などといいます。
今回は、この《護符》がホントに効果があるのかその根拠をあげながらお伝えしていきます。気になった方は読んでみてください。
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この記事のもくじ
(step1)この護符がなぜ安産に効果があるのか?
それでは、早速お伝えさせていただきます。まずは、安産になぜ護符が効果があるのかということからです。
護符というものは、そもそも宗祖である日蓮聖人が考案されました。ご本人が、弘められたものではないとは思いますが、その当時の方お一人お一人に親身に対応した結果、生まれたものなのではないかと想像します。
文永8年(1271)、四条金吾という方の婦人である日眼女さんという方に対して、日蓮聖人は、御符を授けられています。護符は、紅または墨にて書きますが、紅で書くものを最上。
用いる水は、必ず寒の日の丑の日に聞神(もんじん)の方位より汲んだ水を用います。
お寺のご宝前に供え、心身を清浄にしてから書いております。
(step2)病気に護符の効果があるのか?
それでは、次に護符が病気平癒に効果があるのかという根拠についてです。こちらも日蓮聖人が、駿河国(現在の静岡県富士宮市)の地頭であった南条時光氏が病気のときに授与されたものとされています。
その護符には、『妙法蓮華経 薬王菩薩本事品 第二十三』のお経文を以て、病気平癒の護符をしたためられました。こちらは、『伯耆公御坊消息』というお手紙に書かれております。
(step3)どのような人に効果があるのか?
護符は、(step1)でお伝えした通り、寒の日にしか作れません。
また護符は授ける者と、授与される方が同じ気持ちに向かって、必ず効果があると信じなければいけません。
また仏さまの大慈悲な心と私たちの心を通わせなければいけません。そのため授与する者も、本来、かるがるしく護符を与えるべきではありません。
法華経・お題目を信仰されている方にのみ授与するべきなのです。
法徳寺では、
などの祈祷を行った方に対して、護符をお渡しさせていただいております。
護符は、お檀家さんの中でも、お札と勘違いして、よくお仏壇におまつりされている方がいますが、服用しないと効果がありません。
服用をするタイミングは、人それぞれです
服用した時は、必ず
も一緒に飲んでください。
また護符が入っていた包み紙は、
をさすってあげてください。
またお寺にさすった包み紙は、粗末にせず、お寺にお持ちください
なにか分からない事があれば、お気軽にお寺までお問合せいただければと思います。
以上、
「護符が安産や病気平癒に効果がある3つの根拠」
でした。
お読みいただき有難うございました。