今回は、「安産祈願でもらったお守りなどの保存方法や処分方法などを知りたい」について書いております。 神社やお寺にお参りして安産祈願のお守りやお札をどうすればよいのか。またその処分方法についてお伝えしていきたいと思います。
「安産祈願のお参りでお守りやお札をもらったのはうれしいんだけど、どのようにすればよいのかわからない・・
あと役目を終えたお守りやお札はどうすればいいのかしら?」
などと悩んでいる方も多いのではないかと感じております。
そこで今回は、安産祈願でもらったお守りなどの保存方法や処分方法などについてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読めば、もらったお守りやお札をどうすればよいか理解できるし、その処分方法にについて明確にわかって気持ちがすっきりしますよ。
早速、見ていきましょう。
この記事のもくじ
安産祈願のお参りでもらったお守りって?
まず、最初にお伝えしたいのが、
この違いって分かりますか?
「どっちも一緒にもらうものなので同じじゃないの?」
これって年配の方もよく間違っている?ような気がします。
上の画像を見てもらえればわかりやすいと思います。
まずここを知っているだけでも、安心できますよね。
次に詳しく書いていきます。
お守りは個人が持つもの
お守りは、個人が持つものと書きましたが、今回は、神社やお寺の安産祈願のお参りに行かれていただいたものなので、当然、そのお守りというと《安産のお守り》になります。
おすすめなのは、1日1回でもよいので、そのお守りに「守ってください」などお願いされたら良いです。
神社やお寺で、魂を入れられたお守りは、ただの「モノ」ではないのです。
一生懸命お祈りすれば、きっとその効果もありますよ。
お札はお家におまつりするもの
お守りの次は、お札です。お札は、ざっくりいいますとお家のお守りのようなものです。お参りされたら、一緒にいただくことが多いので、なんとなくこんがらがってしまいますよね。
よくご年配の方も、勘違いされているかもしれませんが、お守りは、自分の身に身に着けてこそだと思います。
と同じようなものです。これでは、宝の持ち腐れです。
後ほど、おまつりする方法も紹介させていただきます。
お守りの持つ方法
お守りの持つ方法についてなのですが、大きく3つあると思います。
こんなカンジですが、いかがでしょうか?
詳しく書いていきますね。
腹帯の中に入れておく方法
まずこの、《腹帯の中に入れておく方法》ですが、古くから安産祈願のお参りされて、戌の日には腹帯を巻く《帯祝い》というものがありました。
その腹帯の中にお守りを入れておく、という方法です。
これは古来から行われている方法で、法徳寺でもこの方法をおすすめしてはいますが、実際、その腹帯の形も変わってきています。
最近では、普段付けられる腹帯は、巻くというより履くタイプの方が多いのではないかと思います。
と、たくさんありますので、あまり現実的ではない方法かもしれません。
「このあたりは、神主さんやお坊さんも勉強が必要かと思います・・・」
お守り袋に入れる方法
この方法が1番ポピュラーな方法だと感じています。
お守りの内符(ないふ)を別に用意したお守り袋に入れる。
これも神社やお寺によってはこの方法でお渡ししているところもあるかと思います。
実際に、持たれる方の好みに合わせて選べたら素敵だなと思います。また複数持たれると、よくないと聞きますが、あまり気にしすぎるのもよくないのではないでしょうか。
お家に置いておく方法
最初に、「お守りはしっかり身に着けるものですよ」といったのに、この方法もあるんかいという感じですが、一応ありはありかと思います。
お考えがあると思いますので、その時は日頃、目線より高いところに安置されたらよろしいかと思います。
また夜寝るときに枕の下に置いて、お休みになられても良いのではないでしょうか。 あまり粗末な扱いをしなければ、ある程度のことは許されると思います。
お札をおまつりする場所について
お守りについては、以上ですが、次は《お札》についてです。
お札は、紙でできている紙札。紙札よりも固い木札があります。
安産祈願のときにいただくものは、紙札が多いのではないかと思います。
その効果・ご利益などについて同じと考えてよいでしょう。
ここでは、それらのおまつり(保存)の仕方を紹介していきます。
神棚・仏壇がベター
神棚・お仏壇があれば、そこにおまつりされるのが良いでしょう。
神社やお寺によっても考え方が違いますが、お仏壇はご先祖さまをおまつりしております。
そのご先祖さまにも守っていただけるようになります。
仏壇がないときの方法
最近は、神棚やお仏壇がないというお家も、お家の事情によってあると思います。そういう時は、たんすの上など日頃《目線よりも少し上》になるようなところがよろしいと思います。
守ってもらうお札を見下げていたら、護ってくれるものも護ってくれません。
「守れよ」
と、命令するのではなくあくまでお願いする。 そういう気持ちが大切ではないでしょうか。
お守りとお札の処分する方法
お守りの身に着け方やお札のおまつりの仕方などは理解できたと思います。
つぎは処分の仕方についてです。
処分という、無事にお願い事を成就してくれていたお守りやお札に対して、失礼ですね。
少し専門的な言葉になるのですが、《お焚き上げ(おたきあげ)》といいます。
お焚き上げは、どの神社やお寺でも行っていることが多いので、安産祈願のお参りに行かれたところにお持ちされたらよいかと思います。
実際には、お守りやお札の魂抜きをして感謝を込めて、火で燃やします。
>あなたはお守りの処分でこんな間違いをしていませんか?
詳しくみていきましょう。
基本的にはいただいたところにお返しください
お守りやお札をいただいたところに聞いてみるのが一番確実ですね。
ご祈願した場所の神さまや仏さまの魂が入ったお守りやお札なのだから、本来でしたらいただいた場所にお返しするのが筋です。
無事にお子様がお生まれになって、お宮参りに行かれる際などの時に一緒にお持ちになられたら良いかと思います。
もし遠方などで難しい場合は?
もし、遠方の神社やお寺などで安産祈願のご祈祷を受けた場合やお守りだけ頂いた場合などは、近くの神社・お寺で構わないと思いますので、一度持って行ってみてください。
などのケースがありますよね。
間違っても、ごみと一緒に出すような粗末になるようなことはしないでくださいね。
まとめ
今回は、「安産祈願でもらったお守りなどの保存方法や処分方法など」についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
カンタンにまとめてみますと・・・
何はともあれ、無事に赤ちゃんが生まれて元気で育ってくれれば、それに勝るものはありません。
参考になれば、幸いです。
「以上、
「安産祈願でもらったお守りなどの保存方法や処分方法などを知りたい」
でした。
お読みいただき有難うございました。」