今回は、安産祈願って何をするのか分からない方に対して解説しております。
この記事を読むと、安産祈願って何をするのか明確にわかります。
などのお悩みないでしょうか?
そこで今回は、安産祈願はどういったものなのかをお伝えしていきたいと思います。
カンタンに書いてしまえば、「安産できるようにお願いする」ことなのですが、大切なのはその《お願いの仕方》です。
お願いするばかりではなく、ある何かをしないといけません。
それは何をするのでしょうか?
この記事を読めば、安産祈願とは何をするのか分かるばかりではなく、安産祈願に対する心構えもわかります。
早速、読んでいきましょう。
この記事のもくじ
安産祈願は神社やお寺にお参りに行きます
安産祈願というのは、神社やお参りし、ご祈祷やお祓いをすることが一般的です。
これは絶対しないといけないわけではありません。
(理由は後ほど書きますね)
今の日本人は、
[su_note]「自分は信仰心がない」[/su_note]と考えているけれど、困ったときは神頼みするかのように、何かにすがりたくなるような気持ちってありますよね。
しかしこれはいたって普通のことです。
特に、安産祈願にお参りされる方はなんと8割以上の方が行かれた、行く予定にしているというデータもあります。
[su_label]参考[/su_label]安産祈願をする人は8割以上。慣習へのこだわりも増加傾向に。
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」が「安産祈願」について調査
お参りされて何をするかが問題なのですが、それを次に説明していきます。
安産祈願のご祈祷やお祓いを受ける
- ご祈祷やお祓いを受ける
- お守りを求める
- お参りのみする
この3つになるかと思います。
これは、どれが正解でこれをしなさいということではありません。
一番最初の安産祈願のご祈祷を行うと、大体
- お守り
- お札
- 腹帯
はもらえますが、こうしないといけないという決まりはないのです。
今はコロナウイルス感染などで外出も不安ですよね。
[su_label type="success"]関連記事[/su_label]安産祈願の時間から考える|色々な神社やお寺のお参りでリスク軽減
今回は、安産祈願のご祈祷を受けるときに考える時間についてお伝えしていきたいと思います。
ここで忘れてはいけないことは、ご自身を大切にされると同時に自分の子どもも大切にされることですよね。
- 自分を大切にする
- お腹の子どもを大切にする
こうしないといけないと考えると、苦しくなります。
次に、何をしないといけないかをみていきましょう。
何をするかはあなた次第
先ほど書いたように、何かをしないといけないと思うと、そこに苦しみが生まれます。
理想と現実のギャップ
もう少し具体的に見ていきます。
別にご祈祷やお祓いを「受けなければいけない」わけではありません
- 周りが言っていると聞いて、自分もお参りに行かなきゃと思ってしまう
- 親や義親から一緒についていくからといわれて、なんとなく「行かなきゃいけない」状況になっている
- 安産祈願に行ったらなんとなく安産になると考えている
こういう状況ってないように思ってしまいますが、よくあると思います。
これらの理由から、ご祈祷やお祓いを「受けなければいけない」のではないのです。
別に、近くの神社やお寺に手を合わすだけ合わせに行く。
お守りだけお求めになる。(手も一緒に合わせられたら良いですね)
それはそれでよいことです。
たとえば近くの神社にお参りする
お住いの土地には、氏神さまという神さまがいるので、その神さまに
「どうか無事に生むことができますように」
とお願いするわけですね。
ちなみにお寺だと、菩提寺でしたら、ご自分のご先祖様にご挨拶するということですね。
縁起でもないかもしれませんが、お墓にお参りに行かれるのも良いかもしれません。
日蓮聖人のお手紙の中に、
わが頭は父母の頭、わが足は父母の足、
わが十指は父母の十指、わが口は父母の口、
自分の身体はすべて父母から頂戴したものなのだ。
それはちょうど種と果実、身体と影と一体であるようなものだ。
と言っています。
ご両親はご健在かもしれませんが、ご先祖さまというのは、いままでこの記事を読まれているあなたの中で脈々と流れています。
そしてお腹の中にいるお子さまに受け継がれていきます。
そう考えていくと、すごく遠い存在だったご先祖さまが少しは身近に感じませんか?
天候や体調の良い日でよいので、お参りされてみてはと思います。
きっとその「お陰」を頂くことができますよ。
「お願い事をすれば叶えてくれる」なんて都合の良いものではない
- ご祈願はご志納料を払う対価ではない
- あくまで「お誓い」すること
また忘れてはいけないことが、ご志納料をお支払いしたから、安産祈願のお願いをしてもらえるんだということではないのです。
また祈願するのは、神主やお坊さんです。
じゃあ、お願いした人(願主)はどういう心持ちになっていたら良いのか?
それは「誓いを立てお願いする」ことが大切かと思います。
それはどういうことか、詳しく見ていきましょう。
ご祈願はご志納料を払う対価ではない
まず、仏さまや神さまにお願いするお願い事は、お金では買えません。
自販機から出てくるジュースとは違うのです。
これはお寺でいうお布施とかと同じ感覚なのですが、なかなか理解しがたいですね。
なので、祈願料が何種類か選べる神社やお寺がありますが、どれも同じです。
(いただける授与していただくものは変わってきます)
大切なのは、自分の気持ちですので。
あくまで「お誓い」すること
先ほど、書きましたが、祈願するのは、神主さんやお坊さん。
それに対して、お参り来られた方は「誓願」をたてなければなりません。
(お参りに来られた人もお願いはできます)
誓願をカンタンに申しますと、「誓いを立てる」ことです。
これから無事に出産できるまで、日々、気をつけお腹の子どものことを思い続けますという誓いを立てるのです。
- 祈願…神主さんやお坊さんが仏さまや神さまにお願いする
- 誓願…お参りに来られた方が、無事に出産できるまで、日々、気をつけお腹の子どものことを思い続けますという誓いを立てる
ここを意識していただくと、神社やお寺の人間からしたら嬉しい限りですね。
まとめ
今回の記事をまとめてみます。
安産祈願というのは、ご自身で「きちんとご自身がお腹の子どもを産むんだ」と誓いを立てることです。
その方法として、
- ご祈祷やお祓いを受ける
- お守りを求める
- お参りのみする
- 自分を大切にする
- お腹の子どもを大切にする
など、心がける事かなと思います。
何はともあれ、無事に赤ちゃんが生まれて元気で育ってくれれば、それに勝るものはありません。
参考になれば、幸いです。
以上、
「「安産祈願って何をするの?」-○○してくださいと願うのではない」
でした。
お読みいただき有難うございました。
周りの友だちが安産祈願に行っていると聞いたが、特定の宗教を信仰しているわけではないし、いまいち何をするのか分からない・・
いくらくらいかかるかもわからない・・
どこにお参りすればよいか分からない・・