今回は、「安産祈願の参拝は代理人だけで大丈夫?|体調が悪くて行けません」について書いております
この記事を読むと、代理人が安産祈願に行ってよいことが分かるとともに、理由も分かります。
出産を予定している方の体調は、いつもよりも気を付けていないといけません。
「もしも体調が悪かったら、安産祈願の参拝は代理人だけで大丈夫か?」ということをお伝えしていきたいと思います。
彼女が妊娠したのですが、妊娠2ヶ月で、最近は体調も悪く食欲がないという事で入院し、点滴を打っている状態で少し心配しています。
確かに心配ですね。
1人暮らしの私は近くの神社やお寺に安産祈願に行っても良いでしょうか?
実家に住んでる彼女の所から遠く、体調も悪いので代わりにお守りと参拝だけしようと考えているのですが、本人が行かないと意味がないのでしょうか?
この記事のもくじ
安産祈願の参拝は代理人だけで大丈夫です
安産祈願のお参りは、必ず本人が行くものだと思いがちです。しかし、場合によっては体調や他の理由でお参りが叶わない場合もあるかと思います。
そういう場合には、代理人のお参りでも大丈夫です。
これには少し条件がありますので、それは後ほど書かせていただきますね
プレママさんの体調が1番です
まず安産祈願をする理由として、《無事に出産できるため》です。安産祈願にお参りに行っていて、体調を崩されたりすると元も子もございません。
そこをきっちりとお考えになられて、もしご自身がお参りに行けないようでしたら、当然、旦那さんやご家族の方が代わりにお参りされても問題ないでしょう。特に大きい神社や有名なお寺にお参りされる場合は、「待ち時間」も考えると体調が万全である場合が望ましいです。
安産祈願の待ち時間について、安産祈願の時間から考える|色々な神社やお寺のお参りでリスク軽減 にも開設しております。気になった方は、こちらをお読みいただければと思います。
きちんと参拝できない事情をお伝えしておきましょう
病は気からと申しますが、それは何も「しっかりしろ」と言っているのではありません。
もしかしたら、私調子が悪いかも・・
と、感じられるのもご自身が1番よくわかることです。しっかりご自身の体調と相談してお参りしていただければと思います。
もし、本当にお参りできない状態になり、代理人に代わりにいってもらう場合には、その旨を、神社やお寺に伝えておきましょう。それは、本人が安産祈願を受ける場合と、代理人が受ける場合と用意する側も変えなければいけないからです。
代理人が安産祈願にお参りされる場合、事前に神社やお寺に伝えておきましょう
次に、「代理人ではご利益がないのでは?」と、お考えの方に安産祈願の参拝は代理人だけ でも大丈夫な根拠をお伝えしていきたいと思います。
代理人でも大丈夫な根拠
安産祈願の祈願。これは、「祈って願う」と書きます。
祈ることも願うことも同じじゃないかと思うかもしれませんが、実はそれらには違いがあるのです。
他サイトになりますが、「願う」と「祈る」の違いについて書いてくれています
>「願う」と「祈る」の違い
カンタンにいうと、こんな感じです。
少し難しいかもしれませんが、ご祈祷は下のように言われています。
(詳しく知りたい方は、下をクリックしてください)
- 祈りの在り方について
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日蓮聖人が言われている祈りの在り方について日蓮聖人は祈りの在り方について4つの種類があるといわれています。
※ちなみに祈る側は神主さんやお坊さん、願う側はお参りされた本人や家族の方となります
次に、「祈り」とは何なのかということをお伝えしていきます。
「祈り」の7つの効果
元カリフォルニア大学の心臓学教授、ランドルフビルド氏が「祈りの実験」をした話があります。
祈る人が神主さんやお坊さんということを前提として考えていきます。 ランドルフビルド氏が「祈りの実験」でわかったことは次の下記です。
1.『祈り』は実現する
近年注目を集める『祈りの力』(「宇宙への短冊」より転載)
2.苦しい時ほど『祈り』の効果がある
3.『祈り』の量は『祈り』の効果と比例する
4.対象を明確にした祈りが効果的
5.祈りの対象の数が増えても効果は減らない
6.祈りの経験の長い人ほど祈りの効果が大きい
7.「無指示的な祈り」は、「指示的な祈り」より効果が大きい
以上のことは、神社やお寺に安産祈願にお参りされるときも「祈り」という面に関して考えれば効果(利益)があることがわかりますね。
次に、お参りされる方が、本人ではなく旦那さんや家族の方だとどうなるかお伝えさせていただきます。
自分で願うのと同じように「願ってもらう」のも効果があります
ランドルフビルド氏は、「祈りの実験」で、約400人の患者を
の2グループに分け、実験をしたところ、祈ってもらったグループの方が回復したとされます。この時、祈る人と祈ってもらう人との距離が離れていても効果があったという実験結果が得られたそうです。
このような理由から考えると、お参りされるのが、必ずしも本人でないといけないというわけではないことがわかると思います。
ただしママさん本人に安心してもらうのが大切です
代理人が代わりにお参りをして、お守りをいただいてきても、もちろん効果はあるものと思います。しかし、気を付けたいことは、体調などの理由でお参りできない出産を控えられている大切な方を安心させることが大切です。
を見てもらうことによって、「これで無事に出産できるんだ。安心だ」と思ってもらうことが一番です。たとえ、安産祈願のご祈願のご祈祷やお祓いを受けなくても、手を合わされて参拝されたこと・お守りなどをお渡しされると、きっと安心されるでしょう。
日蓮宗には「かげ祈祷」というものがあります
法徳寺は、日蓮宗のお寺なので、日蓮宗のご祈祷をさせていただいております。その中に、「かげ祈祷」という方法もあります。
安産祈願に行きたいが、なかなかお参りできない方は、安産祈願にコロナで行けない方へ|6つの不安を解消するために を読んでいただきたいと思います。
これも、「祈る側」と「願う側」、お互いが一心に無事安産できますようにと祈って願うことが大切です。日蓮宗のお寺で安産のご祈祷をされているお寺は、たいがいできると思いますので、一度、近くのお寺に聞いてみるとよいかもしれません。
何はともあれ、無事に赤ちゃんが生まれて元気で育ってくれれば、それに勝るものはありません。
参考になれば、幸いです。
以上、
「安産祈願の参拝は代理人だけで大丈夫?|体調が悪くて行けません」
でした。
お読みいただき有難うございました。