法徳寺ってどういうお寺?
そもそもお寺ってどういうところ?
法徳寺へはじめてお参りしたんだけど、どういうお寺か教えてください。
お参りご苦労様です。
法徳寺のことを少し話させてもらいますね。
お寺になかなか馴染みがない」
そう思っている方もいると思います。
今回は、法徳寺についてご説明するとともに、お寺ってどういうことをするところですということをご案内したいと思います。
この記事のもくじ
お寺ってどういうことをするところ?
まずは、お寺ってどういうことをするところかをご説明させていただきたいと思います。
お寺のイメージ
たしかにお寺では法事もしたり、お墓もあります。つまりこれって「亡くなった方を供養する」ことですよね?
でもお寺が伝えたいこと・仏教が伝えたいことって、実はそれだけじゃないんです。
お寺の敷居が高いのではなくって
お寺ってよく、
「敷居が高い」
と思われがちです。
実際、私もそう思っていたのですが、最近お知り合いになった方から言われた一言を聞いて目からウロコでした。
それは
「お寺の敷居が高いのではなく、ただお寺になじみがない」
そういわれたらそうなんです。
長男の方は、ご両親を看取ると喪主となってお寺とのお付き合いが始まりますが、
なんかはなかなかお寺になじむことができません。
そんな中、今でも子ども向けの夏祭りなんかも行っている法徳寺。
なるべくお参りしやすく、馴染みがあるようなお寺にしたいと考えています。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点より、中止になりました
さて、そんな法徳寺ですが、少し由来をお話させていただきます。
法徳寺の由来|法徳寺について
法徳寺は、実はお寺の中でも歴史の浅いお寺です。
しかし、なるべく誰がお参りしてもお参りしやすいようなお寺になればと考えています。
そこで、ここでは法徳寺についてお伝えさせていただきたいと思います。
お釈迦さまをおまつりしていたお堂
法徳寺の歴史は、江戸時代末期にさかのぼります。元々は、お釈迦さまの座像をおまつりしていたお堂でした。
今も法徳寺の本堂におまつりされているお釈迦さまが、まさにそれです。
それから明治初期、麻生直治さんという方が、「妙法教会」として法華経をひろめる道場にされました。
麻生直治さんという方
明治12、13年は流行り病が流行し、住民はとても苦しんでいました。
そんなときです。
直治さんが、「法華経の力」を説き、なんと自ら流行り病を患っているお家に行って、ご祈祷をされたそうです。
そうすると不思議なことに、流行り病が治っていきました。
また干ばつのときは、頓田川に高座を設けて、自ら食べ物を絶って、八大龍王をこい願って雨を降らすことができたそうです。
こうして地域の方を救っていましたが、逆に考えてみると、その地域の方のお力によって今日の法徳寺があります。
次は、法徳寺の活動をお知らせしていきたいと思います。
法徳寺の行事
毎月の行事
毎月、法徳寺では何かしらの行事を行っています。
法徳寺の住職や副住職は千葉県にある中山法華経寺の100日間の荒行を行っているので、ご祈祷ができます。
しかしさっきの麻生直治さんのお心のように、困っている方がいれば自らが赴いてご祈祷をしていきたいと思います。
年中行事
先ほど、お寺の馴染む行事をしてますと書きましたけど、それは毎年7月28日に行っています楠谷きしぼじんさん夏祭りの行事などをしているからです。
法徳寺では、子どもの神さまである鬼子母神さまをおまつりしています。
そのお祭りとして毎年7月28日に夏祭りというイベントをひらいて、檀信徒の方だけではなく、たくさんの地域の方にお参りしていただいています。
この夏まつりに合わせ、お寺でも夏バテ予防のほうろく加持のご祈祷やきゅうり封じなどを行っています。
機会があればぜひぜひ、7月28日の楠谷鬼子母神さんにお参りくださいね。
お寺ってイキイキ生きるための場所
最初にお話ししたお寺のイメージについて。
年回忌のご法事やお墓参りもとても大切なことです。
そのこともふまえて、お寺ってもっと気楽に来られる場所だったらいいなと思っています。
とくに 法華経は、今をイキイキ生きるためのお経です。
これからもっとそういう場所になればいいなと思いますし、それをこのホームページに書いていければと考えています。
「法徳寺について|お寺ってどういうところ?」
でした。
お読みいただき有難うございました!!